グッズ制作関連のお仕事をされてる友人二人にNicoyanLandの企画を話してみたところ、おもしろいことが見えました。
例えば企業に営業するときに
「気に入っていただければ採用される」という考えの私と、
「良い作品かどうかは決めるのはお客様、なので有名になれば仕事は向こうから来る、無名個人の持ち込みはほぼ、無理」とおっしゃるお二人。
これは出版業界でも同じでした。
社長の好き嫌いで判断するのは「タニマチ」とか「パトロン」「エンジェル投資家」ということに近いのでそれはビジネスではなくどちらかというと趣味の話と。
私が若い頃はバンドマンは音楽を作る、
レコード会社は売ることを考える、
無名のアーティストが売れるのがこの仕組みでした。
バンドマンはどちらかというと、ビジネスや数字に疎い、
ビジネスマンは売り方を考えるのが得意、
クリエイター脳とビジネス脳の役割分担がある感じで、
そして契約を交わすと。
今はネットの時代になって、フォロワーが多くないと話にならないとか、アーティスト、クリエイターは売り方まで考えられる、マルチ脳タイプではないと難しい時代、ということのようです。
「君の作品が素敵だからオッケー」ではなく、
「君の作品は有名だからうまみがある」という判断基準。
無名で営業すると下手すれば「こちらに丸投げで売ってくれってこと?」と思われてオシマイだそうです、びっくり。。。
私のお店は有名無名関係なく自分の好きなもを売ってますが、
企業となるとリスクを避けて当然ですよね。。。
それと私自身、今まで「女だから売れる」「ビジネス的に女はいらない」「こっちの方が売れるからそれを作って」などなど、ビジネスのプロから売れるための意見を浴びてきました。
それを受け入れるのも拒否するのも自分次第、
そして結果はやってみなければわからない、
素人にとってプロの意見は正しく聞こえる場合も多いでしょうし、プロの意見が結果を出すこともはずれることもあります。
その責任は言った相手ではなく、それをどう受けとるかの自分自身です。
有名無名じゃ無く作品が好きか嫌いかで話が進むこともゼロではないでしょう。
行動を起こせばいろんな場面に出くわし、これが人生劇場なんだよなぁ、と思います。
今回、数時間話して、お互いの発想の仕方が何故違うのかを納得、「おもしろいですね〜」と、楽しいおしゃべりでした。
NicoyanLandの資料をつくったのですが、絵本みたいなイメージでできました♪
半分ぐらいできた動画を相方のかおちゃんに見せたら大ウケして、
他に友人も気に入ってくれて、「よしっ!」となって、残り頑張ります!